神戸 生田神社と生田裔神八社 |
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久々の遠出は神戸です。夏に続いて2度目の瀬戸内地域。 神戸といえば生田神社ですよね。「神戸」の名前も古来、この地が生田神社の神社領であったことを示しています。(「戸」とは「戸籍」など人民のこと) また、それを取り囲むように存在する8つの神社(現在は7つ)はそれぞれ生田神社ゆかりの神を祀り「生田裔神八社」と呼ばれています。 生田裔神八社では「厄除八社巡拝のしおり」を発行しており、それぞれで御朱印をいただけます。 八社で奉られる神はみなアマテラスとスサノオの誓約の祭に生まれた神々です。 七宮以外はそれほど離れていないので徒歩で巡れないこともないですが、レンタサイクル、あるいは坂が多いのでレンタカーをおすすめします。 生田神社
アマテラスの和魂とされる稚日女尊を奉ります。若々しく生命力にあふれる神で、万物の健やかな成長を助けるとのこと。また、幾たびの戦乱や災害から信仰を守り続けてきたことから、再生の神としても信仰を集めます。 伝説上の創建は神功皇后年間(約1800年前)で、長田神社、広田神社と住吉大社と同時期です。(「また稚日女尊が教えていわれるのに「自分は活田長峡国(摂津国生田)に居たい」と。それで海上五十狭芽にまつらせた」 なお、講談社学術文庫では稚日女尊をアマテラスの妹神としています) 三宮駅から続く長い参道には大きな朱塗りの鳥居が堂々とそびえます。 一宮神社
異人館近く。 アマテラスの三女神の一。 二宮神社
スサノオの五男神の一。 三宮神社
三宮駅すぐ。 アマテラス三女神の一。年に一度、二宮の兄神と対面すると言います。 四宮神社
八社の中では比較的大規模。 アマテラス三女神の一。 五宮神社
住宅街の中でわかりづらいです。 社務所がない・・・・・・と思ったらまさかのセルフ御朱印でした。 スサノオ五男神の一。 六宮神社・八宮神社
合祀されています。御朱印は2つ頂けます。 それぞれスサノオ五男神の一。 七宮神社
大己貴尊(オオクニヌシ)を主祭。「七つの名を持つ神」すなわち七宮」となっっていますが、八社の中では唯一アマテラスと直接関係のない神を祀り、もとは他社の末社だったものが取り込まれたと考えられます。 なお、「しおり」の説明では天児屋根命はスサノオ五男神の一とありますが、日本書紀では「活津彦根命」とあり、一致はしません。 天児屋根命はしばしばオモイカネと同一視されるようです。 ↑八社すべて巡ると上のような御朱印を頂けます。 2012/12/01 誤字訂正再掲
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